備えあれば憂いなし

土曜日、伊豆に行っているキッカーからメールがあった。
「今日は濃霧が酷く大島や周辺の島々が見れませんでした」

また、七里ケ浜の写真をSNSに投稿した友達は、こんなコメントを入れていた。
「江ノ島どころか小動岬さえ見えなくなる位でした」

P4200011.jpg コースタルカヤッキングの場合、多少霧が出ても大丈夫だけど、怖いのは漁船。
沖を行く船はフォグホーンを鳴らして自分の位置を知らせたりするけど、カヤッカーは普通フォグホーンを持っていない。
その場合は、デッキにフラッグを立てるとか、フラッシュライトを点滅させて、積極的に自分の位置を知らせた方がいい。

それと、霧が出ている時は岸沿いを漕いでいても、進行方向を錯覚する事がある。
知っている場所なら問題ないけど、知らない場所だと「ココはどこ?」ってな事になりかねない。

P4200016.jpg まして、深い湾をスキップする時は、こんな感じで海しか見えない方向へ向かわないといけない。
ここで必要になるのはコンパス。
できれば、デッキコンパスとハンディコンパス両方があると安心できるかも。
ハンディコンパスがあれば、仮にデッキコンパスが壊れた時でもあたふたしないで済む。
デッキコンパスが壊れた

安全装備は、何十回何百回に一度あるかどうかの "必要になった時" に、その装備があるかないか、そしてそれが使えるかどうかが大切。
久しぶりにそんな基本を思い出した。


(あとがき:2014-6-24)
ブラスターホーンを買った。
ブラスターホーン