DAHON Dove Plusについて

もう一つのフォールディング「DAHON Dove Plus」が来てから半年が経った。
もう一つのフォールディング

長かった梅雨が終わり、蒸し暑い日が続く横浜の街中では自転車に乗る機会も少なくなってきたので、そろそろこれまでの印象をまとめてみることにする。
この記事が、これから折りたたみ自転車(特に小径車)を買おうとしてる人の参考になればいいなって思う。


■なぜ折りたたみ自転車にしたのか
理由は簡単で、部屋の中に置きたい、電車や車に積んで移動したい…と思ったから。
利用の拠点となる会社の事務所は、自転車なら5台くらい置けそうだけど、ロードバイクは分解・組み立てに最低でも10分程度かかる。
完成車の状態で車にキャリーして行くという方法もあるけど、もう一つの足として気軽に楽しみたい!!…というのが目的なので除外。
もちろん、行った先々で自転車をレンタルする…という考え方もあるけど、自分の使い方にはマッチしないし、そもそもレンタルできる自転車が楽しくなさそうなのでボツ。
そうなると選択肢は、折りたためる自転車=フォールディングバイクしかない。


IMG_6562.jpg■なぜDAHON Dove Plusにしたのか
持ち歩く以上、最初に浮かんだ条件は "とにかく軽いこと"。
折りたたみ自転車は、構造上の理由と剛性を確保する為、ロードバイクに比べて重いものが多い。
世界最軽量と自画自賛している折り畳み自転車は、イギリスのハミングバード社が製造する「Hummingbird」(日本未発売)で、シングルスピードの16インチモデルの重量は6.9kg。
https://hummingbirdbike.com/products/single-speed#parentHorizontalTab1
2017年の発売当初は6.5キロだったみたいだけど、これは軽量化の為に後輪のブレーキが無いなど実用には向かない試作モデルの域を出なかった物だったと推測できる。
しかし、驚いたのがその価格。
イギリスでの販売価格は3495ポンドなので、現在のレートで日本円に換算すると約54万円もする!!。

さて、モデル選び。
Feathercraftがフォールディングカヤックの最高峰だとしたら、フォールディングバイクの名車はBROMPTON。
ただ、カッコいいBROMPTONは価格、重量が条件に合わないので、なるべく見ないようにして除外。
BROMPTON M3L-X:16インチ 3スピード 10.59kg

RENAULTの「ULTRA LIGHT7」や「PLATINUM LIGHT6」も目に入ったけど、販売している店がほとんど一般量販店だったので早々に除外。
そして、雨の日は乗らないので泥除けもいらない…という事で、検討したモデルは2つ。
1)DAHON Dove Plus:14インチ シングルスピード 6.97kg
2)DAHON K3:14インチ 3スピード 7.8kg

「Dove Plus」と「K3」の価格差はわずかなので、普通の人であればK3を選択すると思う。
でも、私は欲張らずに "シンプル&最軽量" なDove Plusを選んだ。
シングルスピードで登りきれない坂は押して歩けばいい。


IMG_6561.jpg■どんな自転車か
正直言って、小径車のベストなホイールサイズは16インチだと思う。
14インチでは安定性に欠けるし、20インチでは折りたたんだ時のサイズがデカい。
しかし、ライト&スモールにこだわったDove Plusは14インチ。
実際に乗った感じは、乗り心地が悪い、直進安定性が悪い、後ろを振り向くのは危険、片手運転は危険、荒れた路面は危険、段差は危険、砂は危険…と言った具合に、良いところの前にネガティブな印象のオンパレードだけど、悪印象を補って余りあるのが、圧倒的に小さくて軽い車体。
絶妙なギア比と相まってスタートダッシュは悪くない。
シングルスピードのため巡航速度は高くないけど、路面が良ければ快適に飛ばせる。
走行フィールをヒトコトで言うと「危うさと心地よさ」。

最もスーパーな特徴は、その携帯性。
片手で持って歩くのはお茶の子さいさい、輪行時に電車に乗っても、ロングシートなら足の間に置けるし、ボックスシートなら隣の座席に置ける。
ちなみに、ダホンの純正輪行バッグ(スリップバッグ)は良くできていて、肩掛けのショルダーベルトがバッグを貫通して自転車本体を2か所で支える仕組み。
カバー自体に耐久性は必要なく、とっても軽量にできている。

小さな子供に指を指されて「ちっちゃ〜い」と言われるほど可愛らしい車体なので、サクッと自転車から降りて歩道を歩いたり、場合によってはママチャリみたいに歩道を走っても歩行者に威圧感を与えない。
これがロードバイクだとそうはいかない。


■カスタマイズ
Dove Plusはとっても良くできているので、そのまま乗っても何も不満は無い。
でも、より愛着が持てるように、いくつか簡単なカスタマイズをしてみた。

- ハンドルバー ストップリング
黒いゴム製の物がついていたけど、高級感を演出したかったので変更。

- グリップ
ただでさえ14インチ車は路面のショックがダイレクトに伝わる。
私はEVA素材でできてるウィッシングウェルのグリップにした。
安くても効果抜群なので、絶対に変えた方がいい。

IMG_6559_20210726.jpg- スマホ ホルダー
知らない場所を走る時にはおおいに役立つスマホ。
いちいち止まってポケットから出すのは面倒なので、スマホ ホルダーがあると便利。

IMG_6560_20210726.jpg- リアテールランプ
標準で付いてくるのは反射板。夜間走る事はたぶんないけど、トンネル内では点灯するタイプの物だと安心。
私は充電式かつ点灯モードを選べる「CubeLite」にした。

IMG_6558.jpg- ボトルケージ
当初ドリンクボトルのホルダーは、リュックのショルダーハーネスに付ける山用のホルダーを使っていた。
しかし、走行中に位置が変わったりハンドルのバランスも悪い…ということで、TOPEAKのボトルケージにした。

- ヘッドギア
カヤック仲間のハマちゃんに勧められたカスク ヘッドギアで、帽子の上から装着している。
帽子はHERENESSの「FOCUS CAP」が欲しいけど、高いのでまだ買えていない。

IMG_6563.jpgこれは折りたたんだDove Plusを上から見た様子。
ペダルを脱着式のものに変更すれば、折りたたんだ時の出っ張りをなくせるんだけど、忘れ物や置き忘れが多い私には向かないのでやめた。

IMG_6368.jpgそして忘れちゃいけないのが自転車を離れる時のロック。
Dove Plusには、俗にいう "地球ロック" が必須なので、軽量かつ簡単には切断できない「OTTOLOCK」にした。
長さは150センチ。

IMG_5712.jpgそれ以外に必要なものは、空気入れとチェーンオイルなどのメンテナンスグッズ。
14インチ車はスポークの間隔が狭いので、アダプターを付けないと空気は入れられない。ちなみにバルブは仏式。
愛情を注いでメンテナンスし、いつ乗っても万全の状態にしておきたい。