美しくない選択 〜名護市長選挙〜

注目していた名護市長選挙が終わった。
結果は、
- 渡具知武豊 60才(無所属・現)1万9524票
- 岸本洋平 49才(無所属・新)1万4439票
で、自民党と公明党が推す現職の渡具知氏が当選。

渡具知氏は、懸念される辺野古問題にはお茶を濁し、子育て支援策などを前面に出して選挙を戦った。
一方、岸本氏は子育て支援策の継続は渡具知氏と同じながら、明確に辺野古に反対した。
名護市長選、候補者の政策の違いは?(外部サイト)
にも関わらず、名護市民が渡具知氏を選んだということで、自公は辺野古が信任されたと思うだろう。
渡具知氏は、辺野古には反対しない。

これは2018年の選挙に引き続き、明らかに美しくない選択だと思う。
参考までに、辺野古反対派が勝利した2014年の選挙前に書いたブログはこちら。
試される名護市民 〜普天間移設〜


名護の人たちの考えがわからない。
私は、首里城復興応援ソング「SYURI NO UTA」で唄われる沖縄であって欲しい。

====== SYURI NO UTA ======
青空 海い(あおい)海に抱かれ
生まれゆく

琉球の風に 祈りを込めて
世界中へ届けよう

悲しみ 痛みを
何度も乗り越えてきた
太陽(ティダ)を見上げ
光を受けて未来へと繋ぐ

首里の街に聳え立ち 僕達を見守る
受け継がれてきた想い 永遠に

あの日みた景色を
もう一度探しに行こう
この島を愛する全ての人達へ 届け

緑は揺れ 大地が息をする様に
豊かな自然と豊かな心を
絶やさず 生きて行こう

何気ない日々が大切なんだと知った
当たり前など何処にもない
教えてくれたね

海よ空よ教えて 僕達の未来へと
希望の橋をかけて どこまでも

あの日みた景色を
もう一度探しに行こう
この島を愛する全ての人達へ 届け
====== SYURI NO UTA ======