冬の入口2022 〜諸磯から荒崎〜

12月10日 土曜日 終日穏やかな快晴の予報。
前日、伊豆か三浦か悩んだ末、近場の三浦で楽しむことにした。
次に悩むのは出艇地。
駐車場に困らないけど賑やかな海か、駐車場に停められるかどうかは行き当たりばったりだけど静かな海か…。

IMG_0297.jpgいつもの時間に朝飯を食べてから向かった先は "静かな海" の方。
民宿の駐車場は空いていた。
私が好きな区画に車を停め、空いてるスペースでカヤックを組み立てた。

先日のメンテナンスでシートの不具合は解消されたけど、現在気になるのは4番クロスリブの1箇所が欠けていることと、相変わらずスキンのカラーフィルムの剥がれ。
クロスリブの方はそのままでもなんとかなるし、気になる場合はタイラップで留めればいい。
問題はスキンの方である。
あっちを塞げばこっちが剥がれ…というようなモグラ叩き状態で、このままではリペアシートだらけになってしまいそうだ。
ちなみに、2年前レイドバックさんにやってもらったスキンのメンテナンスはこんな感じ。
スキンメンテナンス

IMG_0337_20221210.jpg海岸の手前までカートでカヤックを運び、誰もいない砂浜にカヤックを下ろす。
今日は砂浜にプラスチックゴミが打ち上がっていないので気持ちがいい。

IMG_0339.jpg本日の予定は、沖合を漕いで荒崎まで行き、いつもの浜で休憩。
その後、荒井浜の様子を確認がてら昼飯を食べて帰って来る14キロくらいのルート。
約4時間の海散歩である。

IMG_0344.jpgウミウがいる諸磯沖の岩礁にパドルを休めてそ〜っと近づく。
みんなそっぽを向いているけど、横目でこちらの様子を伺ってソワソワしているのがわかる。
誰が最初に逃げ出すか、我慢比べを見ているようでいつも面白い。
そして、弱虫の一羽が飛び立つのをきっかけに他の奴らも後を追う。
最後まで残っている奴は、度胸がいいか、ボーっとしていたかのどちらかである。

IMG_0349.jpg荒崎方向にバウを向け、このまま沖合を行く。
風は1〜3メートルの予報だったけど、この場所では5〜7メートルの北東風が吹いている。

IMG_0350.jpg1時間のパドリングで荒崎に到着。
よもぎ餅で海上休憩。

IMG_0353.jpgほぼ5年ぶりにドンドン引き。
それまで鏡の様に静かだったのに、入った途端まあまあなウネリが3発入ってきたので、びっくりした。

IMG_0358_20221210.jpgIMG_0362.jpgいつもの浜で休憩。
近くでは漁師さんが箱メガネを覗いてサザエを採っている。

IMG_0367.jpgまだ12時なのに、なんだか暗い。
すじの様に流れる雲は、冬の象徴?
今日はポカポカ陽気だけど、これからは冬の海にまっしぐら。
今はまだ冬の入口。

IMG_0369.jpgIMG_0371.jpg荒井浜に上陸。
2015年11月からず〜っと行っていないひげ爺の民宿に上がる階段には立ち入り禁止のパイロンが立っている。
民宿はまだやっているんだろうか?
それともコロナ以降営業をしていないのだろうか?
民宿のWEBサイトにあったひげ爺のイラストも今はない。
エメラルドの海(ひげ爺と記念写真)

余談…
荒井浜から近い小網代に「ひげ爺の栖」という店がある。
名前からしてひげ爺がやってる店なのかな? 今度行ってみよ。

IMG_0373.jpg荒井浜を離脱。
出艇地の入江に戻ると、カヤックツアーの女性ゲスト2人が海の中に入って来た。
「泳ぐんですかぁ?」
ガイドのコータさんが、呆れ顔をしている。(たぶん全然呆れていない(^^;)
「あの2人、いつも泳ぐんですよぉ〜」
「いつもですか?」
「そぉいつも」
今日は長浜から出たらしい。
「長浜も前とは変わって大きなテントがばんばん張ってあります。」
「この辺りは使える浜がなくなって困ったものですねぇ」

撤収後は、事務所へ帰宅。
シャワーを浴びた後ヴァイスビールで一息。そして保土ヶ谷でとんかつ定食を食べてから、今宵の打ち上げ会場へ移動。

IMG_0298.jpg打ち上げは、東京の浜田山まで遠征。
前回8月に来た時は、終電間際まで飲んだくれてしまい自宅まで帰れなかった。
今日は21時には切り上げる!!

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