飲み屋の探し方 〜逗子から小田原〜

最近、外飲みがワンパターン化している。
月1で小料理屋、月1で炉端焼き屋、月1で立ち飲み、月2でお好み焼き屋、月2でやきとり屋、月2で食堂居酒屋…って感じである。
足し算すると9回だから、週に2回程度外飲みしていることになる。
この年齢のオヤジとしては、一般的な外飲み頻度だとは思うけど、毎月この繰り返しだとボケそうな気がするので、先月の山歩きの後は、あえて一泊二食付きの宿には泊まらず、外飲みにした。
しかし、地方での外飲みが久しぶりだったせいか、店の探し方を忘れてしまっていた。
昔は、インターネットなどに頼らず、赤提灯を頼りに店を探し、"ぴんっ" きた店の扉を開けて飛び込んでいた。
ところが、先日の上諏訪では、ついつい店の場所をGoogleマップで探し、その店の写真や評価を見て、店を決めるという体たらく。
こんなことを繰り返していたら「いい店を探す」という能力がどんどん退化してしまう。
これはとってもマズい!!
…と前置きが長くなったけど、そんなことを考えていたこともあり、ネットに頼らない店探しで一杯やりに行くことにした。

4月20日 木曜日、修理が完了したDAHONでプチ遠征をすることにした。
Dove Plusの治療
ルートは、逗子・葉山駅から小田原までの46キロ。
銭湯で汗を流してから美味しいビールを飲むには、ちょうどいい運動量である。

赤提灯点灯前に小田原に着いても時間を持て余してしまうので、まずは江ノ島くんだりで昼飯を食べることにした。
江ノ島くんだりで昼飯と言えば、迷うことなく「CIZA BAR」のテラスで韓国風唐揚げ定食である。
もちろんノンアルコールビールも付ける!!

順調に走行し、昼飯会場に到着…と思ったら、ハンドルのスマホホルダーに付けていたiPhoneが無い!!(@@
そういえば、江ノ島近くのでこぼこ歩道を走っている時、なんでもない所で "ガタンっ" と音がした時があった。
その "ガタンっ" はスマホが落ちた音に違いない!!
ダッシュで音がした辺りまで戻ると、スマホが歩道に転がっていた。
ふ〜〜一安心。
危うく「負の連鎖」を更新するところだった。

予定どおり、ノンアルコールビール付き韓国風唐揚げ定食をいただき、小田原に向けて出発。
次に目指すのは、中嶋湯である。

海岸沿いの遊歩道は砂が多いので、国道134号線を行く。
Dove Plusの巡航速度を測ってみたら17キロくらいだった。
ところどころで裏道に入ると、小さなガキに「ちっちゃ!!」と言って指をさされる。
毎度のことなので、手を振って答える。

16時過ぎに「中嶋湯」に到着。
番台で入浴料を払い、ロッカーに服と荷物を入れて、ゴムが伸び切ったロッカーの鍵を腕に巻きつけて洗い場に入ると、手書きの富士山が迎えてくれる。
この銭湯は無くならないで欲しい。

少し早いので、自転車を押しながら小田原駅の方に向かって歩いていると、良さげなスペインバーを見つけた。
2軒目決定。
1軒目は生ビールの飲める居酒屋が希望。
考えてみたら小田原は久しぶりなので、これまた久しぶりに炙家に行ってみることにした。

系列店の金時が開いていたので店の人に聞くと、炙家は人手不足の為、店を閉じているとのこと。
ガッカリだけど、金時のスタッフの感じが良かったので、この店を1軒目にした。

刺身と焼き魚でいい気分になったところで2軒目に移動。
ところが、2軒目のスペインバーは貸し切りで入れなかった。
しかし、今日はスマホの力は借りない。
近くにあった店のテラス席が空いていたので、迷わずその店に入ることにした…というかテラス席なので店内には入らず、そのまま着席。

IMG_1291.jpg例によって自転車での移動中は1枚も写真は撮っていなかったけど、ワイングラスの明かりが綺麗だったので、今日初めてスマホのカメラを起動した。

小田原から保土ケ谷までは、電車で約1時間。
思ったよりも近い。
このパターンは気に入ったので、時々やってみたい。