アフターパドル 〜奥能登〜

遠征最終日の朝、帰路につく前に上田城址公園に寄ってみることにしていた。
ホテルをチェックアウトし、車に荷物を積んでから散歩に出かけた。

IMG_1560.jpegIMG_1561.jpeg上田城址公園は、駅からすぐ。
二の丸通りの坂を歩いていると、こんなお店があった。
骨董品屋さんとタイ料理のお店。
もう1日くらい、この快適な街に滞在しても良かったかもしれない。

上田城は誰もが知っているように、徳川の軍勢を二度にわたって退けた真田の城である。
街のいたるところで "六文銭" のアイコンを見ることができるので、上田に行ったら "ウォーリーを探せ" 的に "六文銭探し" をしてみるのも面白いかもしれない。

大河ドラマ「真田丸」は、三谷幸喜氏が脚本を手がけたドラマで、主役の真田信繁(幸村)を演じたのは堺雅人。
三谷氏の脚本は、キャラクター設定が秀逸。
- いつも嘘ばかりついているけど戦上手な "真田昌幸(草刈正雄)"
-バカ真面目で遊び心がないけど憎めない "真田信幸(大泉洋)"
-ウザいけど裏表がなくてカワイイ "きり(長澤まさみ)"
-体が弱かったけど信幸(大泉洋)と離縁した途端元気になる "こう(長野里美)"
-気に入らない時の感情の表し方が面白い "春(松岡茉優)"
-理論家で自信家で人徳はないけど憎めない "石田三成(山本耕史)"
-わがままで身勝手だけど一本筋がとおっている "茶々(竹内結子)"
を筆頭に、どのキャラクターの個性も面白くかつ、わかりやすい。
もし観ていなかったら、レンタルしてでも観てみることをお勧めする。
特に、信繁が大阪に行く前の前半は、信繁の父親真田昌幸が主役ですか?ってくらい草刈正雄が面白い。

IMG_1565.jpeg上田城址公園の見取り図。
本丸は残っていない。
左下には、元禄15年当時の城下見取図があるけど、見づらいので上田城址公園のページにリンクを貼っておきます。
上田城城下町絵図

IMG_1567.jpegIMG_1569.jpegIMG_1579.jpeg早朝の公園内は、散歩をしている人がいるくらいでとっても静か。
背後に控える山並みは当時と変わっていないはずだけど、公園として整備されているので、城跡にいるという感じはしない。
昔尋ねた井伊谷城跡の方が、その場に佇んで目を閉じた時に、感慨深かったことを思い出した。
遺跡の残し方って難しい。
大河の旅

さて、今回の奥能登は久しぶりに行った遠征だった。
電車が使えないとは言ってもバスは通っているので、昔だったら車や自転車を絡めた "無理やりワンウェイ" はしなかったと思う。
でも、計画をしている時は楽しかったし、初日に予定通り進めなかった時も、その状況を楽しめた。
今は次の遠征を計画している。
地図を眺めながら、あ〜でもない、こ〜でもないと考えるのは楽しい。

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