日本映画

苦手な映画がある。
- ジャニーズ的なキャスティング
- 主役が言葉少ないブスっとした表情のキャラクター
- 陳腐なセリフ
- ありふれた脚本
- お涙頂戴
- 雄叫び
- 意味のない濡れ場
- エンドロールに流れるテーマソング
これに当てはまるのは最近の日本映画。
このような映画は、予告編を観せられただけで苦痛である。

日本映画は、いつからこうなってしまったんだろう?
「日本アカデミー賞」というナンセンスな名前の賞がある。
最近10年間の最優秀作品賞を調べてみた。
2014年 「舟を編む」(監督:石井裕也)
2015年 「永遠の0」(監督:山崎貴)
2016年 「海街diary」(監督:是枝裕和)
2017年 「シン・ゴジラ」(監督:庵野秀明)
2018年 「三度目の殺人」(監督:是枝裕和)
2019年 「万引き家族」(監督:是枝裕和)
2020年 「新聞記者」(監督:藤井道人)
2021年 「ミッドナイトスワン」(監督:内田英治)
2022年 「ドライブ・マイカー」(監督:濱口竜介)
2023年 「ある男」(監督:石川慶)
日本アカデミー賞の選考委員はよっぽど是枝裕和さんが好きらしい。

この中で観たのは、「舟を編む」「海街diary」「三度目の殺人」「万引き家族」、「新聞記者」の5本。
「舟を編む」はなんとなく観た。
「海街diary」「三度目の殺人」は、ポスターと出ている俳優さんで観てしまった。
「万引き家族」は、なんか話題になっている…ってことで観てしまった。
「新聞記者」は、この作品を世の中に送り出そうと思った勇気に共感し、絶対に観ようと思った。
なんと、なんだかんだ言って是枝監督の作品を3つも観てしまっていた。
なんか後悔口調になってしまったけど、正直に言って是枝監督の作品はあまり好きではない。

逆に作品を観なかった理由もある。
「永遠の0」は原作者が大嫌いだから。でも山崎監督の別の作品「アルキメデスの大戦」は面白かった。
「シン・ゴジラ」は半分だけ観た。オンデマンドで我慢して半分まで観たんだけど、耐えきれなくなり途中でストップ。
「ミッドナイトスワン」は…2021年はミニシアター通いをしていたので、この映画のことを知らなかった。
「ドライブ・マイカー」は、ポスターと予告を見ただけで興味ゼロ。
「ある男」は、日本映画によくある話なので興味ゼロ。

出ている俳優さんが苦手で敬遠する場合もある。
岡田准一、西島秀俊は苦手(^^;

あ〜〜ほんとに才能のある監督に映画を撮ってもらいたい。
まともじゃないのは君も一緒