完走3名 信州1日目〜野辺山から小淵沢〜

春のミニチャリ遠征が企画された。
今回は、昨年伊豆大島に遠征した3名で野辺山駅をスタートし小諸駅まで行く。
昨年12月に私と女子1号は野辺山駅〜小淵沢駅を走っているので、今回のルートを完走すると、小海線の始点から終点を走破することになる。

当初1泊2日の予定だった信州遠征は、バーディ君の希望で2泊3日に変更。
初日は上田、2日目は小諸で泊まることになった。

IMG_8006_20250411.jpg出発する2週間前に、バーディ君がBirdyを持ってきた。
伊豆大島に行った時「なんか変な音がしていているよん」と私が指摘していたので、事前にメンテナンスしておいてねっという暗黙の上司命令である。

ホイールとチェーンを掃除した後で、ブレーキを見るとブレーキシューがリムに接触していた。そしてブレーキワイヤーも交換した方が良さそう。
バーディ君に現状を報告し、遠征中に昼飯をご馳走してもらう条件で、メンテナンスを請け負った。
交換用のブレーキワイヤーは、たまたま持っていたSIMANOの1.6mmがあったので、それを使うことにする。

IMG_8041_20250411.jpg2025年4月11日 金曜日、今回の遠征はバーディ君のセカンドカーで行く。
荷室には、チャリ3台と3人分の荷物を積むことができた。
私のA3は2012年式なので、最近の車が標準装備している電動パーキングブレーキ、ブレーキホールド機能、シフトスイッチ、車間距離保持機能付きクルーズコントロール、車線維持機能などの電子制御は付いていない。
移動中、バーディ君を質問攻めにして操作方法などを教えてもらった。
そして、途中のサービスエリアから私が運転。
さっきまでいろいろ教えてもらっていたにも関わらず、電子制御をオフにしクルーズコントロールも使わなかった。
私には、至れり尽くせりな現代の車は合わないようだ。

IMG_8044.jpg初日は午後から雨予報。
チャリで走れる時間は3時間ほどしかないので、小諸から千曲川沿いを走る計画をキャンセルし、プランBに変更。
プランBは、バーディ君の希望で野辺山駅から小淵沢駅までを走る。
私と女子1号にとっては昨年走ったルートだけど、このルートは快適なのでウェルカム。
前回は小淵沢駅に車を停め、電車でスタート地点まで移動したけど、今回は野辺山駅前の駐車場に車を停め、ゴール後小淵沢駅の丸政そばで "海賊そば" を食べてから電車で戻ってくる。
拠点

IMG_8050_20250411.jpg順調に走って、ゴールの小淵沢駅までもう少し。
雨の気配もなく時間にも余裕があるので、「三分一湧水(さんぶいちゆうすい)」を見学することにした。

清らかな水は、この場所から1日に8,500トン(!!)湧き出ていて、農業用水としてこの先で3方向に枝分かれされている。
湧き水が出る場所は、山崩れにより何度か変わったらしいけど、その都度修復されて今に至っている。

公園内には、湧き水を使った蕎麦屋もあったけど、雨と海賊そばが気になり、このままゴールに向かうことにした。
と…ここで、ハプニングが発生。
バーディ君が先頭で走り始めたもののミスコース。
大声を出して呼び止めたものの、そのまま下り坂を行ってしまった。
電話をかけると、少し経ってから折り返しの電話がかかってきた。
「道違うよ〜。」
「こっちからでも駅に行けるみたいなので、このまま行きます。」
「ではゴールで。」

小淵沢駅には、我々が先に着いた。
10分遅れでバーディ君が到着。
チャリ撤収後、小淵沢駅構内にある丸政そばへ向かったものの、肝心の海賊そばは品切れ。
頭が真っ白になり、思わず注文してしまったかき揚げ蕎麦をすすっている時に気がついた。
山賊そばは品切れではなかった。
あ〜山賊そばにしておけばよかった。

IMG_8051_20250411.jpg12時2分発の小海線で野辺山駅に戻る。
雨はパラっと降っただけで、すぐに止んでしまった。

途中、別所温泉にある旅館で日帰り温泉に入る計画だったものの、ふと心配になり電話をかけてみる。
「日帰り温泉はやっていますか?」
「こちら日帰り温泉はやっていません。」
が〜ん…どうもネットの古い情報を見ていたようだ。
気を取り直して、旅館ではない日帰り温泉を検索。
無事お風呂に入れて、素泊まり 5,000円の今宵の宿へチェックイン。
部屋に荷物を置くなり、17時に予約してある1軒目の店に向かった。

IMG_8053_20250411.jpgIMG_8055_20250411.jpgIMG_8056_20250411.jpg1軒目は2年前に見つけた居酒屋。
こんにちは!!
例によって突き出し三点セット、本マグロ、キンメ、ホタルイカ、しめ鯖、富山の白エビ、イワシの塩焼き。

IMG_8058.jpg2軒目は、一見さんにはめちゃめちゃ開けづらいドアのイタリアン。
とってもいい店で、お気に入りに追加決定。

IMG_8061.jpeg3軒目は、2年前地元の人に連れてきてもらったバー。
店の主人が、この店で一番高いスコッチを見せてくれた。
クッションで包まれたボトルを主人が慎重に取り出して見せてくれると、すでに酔っ払いと化したバーディ君が「へ〜これですかぁ」と言って、雑にボトルを持ち上げた。
ひぇ〜っ、大切に扱ってくださ〜い。
昼も夜も、楽しい1日でした!!

(2日目へつづく)