低体温注意 八ヶ岳1日目〜美濃戸口から硫黄岳〜

清里に山荘を手に入れたパーヤマは、八ヶ岳の全山制覇に意欲満々だった。
しかし、膝の故障のため2025年はニュウから高見石を周回するだけで終わってしまった。
ポンコツ達の山歩き 八ヶ岳〜ニュウ・高見石周回〜

はてさて、2026年の膝の具合はどんな感じなんでしょう?
聞いてみると「まぁまぁ」という返事が返ってきた。
私が聞いているのは「今年は山に行けそうなの?」という意味なのに、なんともまぁぼや〜んとした返事である。
とにもかくにも、硫黄岳〜横岳〜赤岳を一泊二日で縦走するプランを考えて提案してみた。

2026年6月12日 金曜日、美濃戸口で集合後、車高が低い私のA3をデポして、パーヤマ氏のQ3で赤岳山荘に向かう。
2024年に美濃戸口から歩いた時には「A3でも行けないことはなさそう…」って思ったけど、実際に車で走ってみた印象としては、やはり車高の低い車では行かない方が賢明。
もし仕方なく走らないといけない場合は、相当慎重に走る必要がある。

IMG_2213.jpeg7時50分に赤岳山荘の駐車場を出発し、北沢ルートを行く。
今回のルートは、赤岳鉱泉から赤岩の頭(あかいわのあたま)を経由して硫黄岳に登り、硫黄岳山荘で一泊。
翌日は、横岳、赤岳に登り、文三郎尾根、南沢ルートで下山する。
天気は終日曇り予報。
暖かいので、上着を脱いで登っていく。

IMG_2214.jpeg出発して1時間半。
青空が出てきた。
その後、順調に赤岳鉱泉に到着し早めに昼飯。
全員ラーメン。

IMG_2219.jpegさて食後にコーヒーでも…とお湯を沸かし始めた時、雨がポツポツ降ってきた。
一旦火を止め、屋根のあるテーブルに移動した途端、霰(あられ)が勢いよく降ってきた。
これは10時50分時点の様子。
気温は体感で0度近く、狭い屋根の下で多くの登山者がジャケットを羽織り始めた。
ダウンパンツを履いた女性パーティもいる。

IMG_2233.jpegIMG_2241.jpeg1時間ほど足止めされてから出発。
登山道は霰の絨毯。

IMG_2243.jpeg急登ゾーンに突入。
パーヤマの膝は「まぁまぁ」っぽい。

IMG_2224.jpeg赤岳鉱泉から2時間で、標高2,656メートルの赤岩の頭に到着。
晴れていれば、正面に南八ヶ岳の山々がド〜ンなはずなのに、ガスで視界ゼロ。
頑張ったご褒美はない。

IMG_2248.jpeg眺望は諦めて硫黄岳山頂に向かって歩き出すと、少しガスが切れてきた。

IMG_2259.jpeg…と思ったのも束の間、再びガスに包まれてしまった。
山頂までもう少し。

標高2,760メートルの山頂に着いたものの、爆裂火口はガスの中。
女子1号は、11年ぶり2回目の登頂。
前回は爆裂火口に気づかず(!!)見れなかったので、今回は「必ず見るっ!!」と誓っていたにも関わらずガスの中。
そして、明日は横岳、赤岳に向かうので見ることはできない。

硫黄岳山荘に向かう稜線で暴風に背を向ける2人。

IMG_2265.jpeg硫黄岳山荘までもう少し!!

山荘に到着。
硫黄岳山荘ではシャワーが浴びられるけど、汗はかいていないのでパス。

2階の寝室に荷物を置いた後は、食堂で到着ビールで乾杯!!
お疲れ様でした!!
話題は、赤岳鉱泉での突然の天候急変。
今回は、一泊ということで暖かいウェアを持ってきていたけど、もし日帰りだったらどうしてただろ?!
パーヤマは登山用の手袋を忘れ、自分の山荘にあった軍手を持ってきていたけど、手が相当冷たかったらしい。
女子1号は、ありったけのウェアを重ね着してたけど寒かったらしい。
私はといえば、寒さ対策には余裕があったものの、レインパンツを忘れたことと、例によって高山病でパワーが出なかった。
結局、全員何らかの問題を抱えながらの山行だった。
春山だからと言って、油断してはいけない!!って事を再認識。

食堂は夕食の準備があるので長居できず、談話室に移動。
自炊は我々だけのようだけど、火が使えるのは1階の入口を入ったところにある土間のテーブルのみ。
しかし、その場所は大人数のパーティが夕食前の宴会をしている。
痺れを切らした女子1号が山小屋のスタッフに掛け合い、事情を話して席を交換してもらった。
これで我々の夕食がスタートできる。
ちなみに、以前はリュックにお酒を入れて持ってきていたけど、山小屋で売っているお酒が高くないってことがわかってからは、お酒は基本的に山小屋で買うようにしている。

(2日目につづく)