ようこそ沖縄 〜浜比嘉島から浮原島〜
朝起きて天気予報を確認したら、昨日まであった雨マークが無くなっていた。
晴れ男もここまでくるとスゴイ。
いつものスカイレンタカー那覇営業所へは営業開始前に到着して、出勤してくるスタッフ一人一人に挨拶をする。
しかし、ここまでプレッシャーをかけても営業開始はきっかり8時。
やっぱり、早めに借りることはできないのね。
スカイレンタカーには、1日10台限定のインターネット特別プランがあって、登録4年を超えたポンコツ…もとい油の乗った車を格安で借りることができる。
1日借りて2,700円。
遠くまで行く時は、バス代よりも安いのでよく利用する。
本日の車は、左のドアミラーがそっぽを向いて調整できず、時速60キロ以上では上空でヘリが飛んでいるじゃないかと思う様な音がしてた。(^^
道が空いていたので、那覇から30分で浜比嘉島の出艇場所に到着。
ココは去年下見で来ていたので、スムーズに来る事ができた。
⇨偵察ドライブ
若い漁師さんが、網の手入れをしていたので、この辺の海について聞いてみた。
「風が吹いていなければ、流れはそれほどでもないよ。まぁ出てみればわかるよ。楽しんでね。」
安心した。

カヤックを海に浮かべる時は、隠れ家の様な入り江から出艇できるとワクワク度満点。
ここ浜比嘉島の出艇場所は、今まで行った中ではワクワク度ナンバー1。
残念ながら、三浦半島にはこういう雰囲気の場所はない。

浮原島(ウキバルジマ)までは、たった3キロなので、30分もあれば着いてしまう。
風は北東6メートル、波も同じ様な方向から来るけど、進路の調整は問題なし。
帰りは少し振られるかも。

水の色はこんな感じ。
この色は、三浦半島ではあり得ない。
浜比嘉島と浮原島の間は水深が浅いので、ずっと海底が見えていた。

予定通り30分で着いたので、島を時計回りに一周してみる。
釣り人が一人いて、海上から挨拶。
向こうもヤアって感じで手を振ってくれた。
この写真は、東側の砂浜。
今日はこれから干潮に向かうので、この辺りでも水深50センチくらい。
少し先に、南浮原島が見える。


くるっと一周して、西側の砂浜に上陸。
はい、しっかり離島の雰囲気で "ようこそ沖縄" って感じ。
本日、この島の住人は東に1名、西に1名の計2名ってことですね。
今日のカヤックは、島でノンビリする為の移動手段。
たまには、こういう漕ぎ日があってもいい。
昼飯の後、少しスノーケルしてみたけど、魚がいない。
ムラサメモンガラと黒いチョウチョウウオ、それとよくわからないけど美味しそうな魚が少しいるだけ。
ちょっとガッカリした。


さて、帰還…と言いつつ帰る方向がしっかりわかっていない。
奥まった入り江から出た時は、途中でいったん振り返って、地形を確認しておかないといけない。
とりあえず、来る時に指していたデッキコンパスの180度反対の方向を目指して漕いで行く。
途中、思ったよりも日差しが強くなったので、日焼け止めを出して塗る。
11月も真ん中だというのに夏みたいだ。


ぴったり戻って来れた。
時間があるので、入り江の入口にあった小さな浜に上陸。

ここは、たまに岩が崩れ落ちてくるみたいなので、そういう時には遭遇したくない。

しっかり干潮。
出発した時と全然違う浜になっていた。
はるか手前で上陸し、カヤックと荷物をえっちらおっちら運んだ。
ちなみに、この写真のどこかにウィスパーが写ってるんだけど…ちっちゃくてわからないかも。

無料駐車場の前には、こんな広場があって水も使える。
こういう場所は、撤収する時、砂だらけにならなくてすむから助かる。
結局、天気は崩れなかった。
先日、ハルをメンテナンスしたにも関わらず、まだ少しだけ浸水するので、今度はTEAR-AIDで補修してみた。
那覇に戻った後、今日からの宿になるホテルにチェックイン。
シャワーを浴びてから夕飯に出かけた。
今日は少しだけ運動したので、ジャッキーステーキハウスでニューヨークステーキ&生ビール。
その後は、昨日の沖縄料理屋で、島らっきょう大盛りと泡盛を肴にワールドカップバレーを観戦。
こんなに幸せでいいんのだろうか…。

(photo:iPhone 4t)
(あとがき:2011-11-14)
少し前の沖縄タイムスの記事にこんなのがあった。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-03-11_4342/
「浮原島北東約1キロ沖には、ヨコヒシと呼ばれる重要サンゴ群集が広がり、大型のコモンシロサンゴや塊状ハマサンゴなどが生息している。」
それにしても、こういう海を埋め立てる案なんて、どういう神経の人達が考えるんだろ?
地元の反対がウンヌンという以前の問題だと思う。