忘れ物はないですか? 伊豆2日目〜千貫門から松崎〜

IMG_0046.jpg2日目の朝、キャンプサイトの全景そして、お隣さんとの位置関係はこんな感じ。

IMG_0049.jpgIMG_0051.jpg風は吹いていない。
今回間違えている予報は、いつものWRF予報モデル。
良い方にハズレているとは言え、信頼していた情報だけに少し残念。
ただし、悪い方にハズレれるよりはいい。

私の朝飯は、昨日買っておいたハムマヨネーズロールとコーンスープ。
隣でピーマンをカットしていたハマちゃんが食べているのはガパオライス。
食後はエスプレッソメーカーで一服している。
ふむ…車遠征の私がコンビニ食材でインスタントな朝食をしているのに、電車&バス遠征のハマちゃんはまるでリゾートホテルに宿泊しているような朝食をとっている。

PB060048.jpgPB060050.jpgお隣のパーティに挨拶をしてからキャンプ地を出発。
なぜかこの場所でキャンプする時は、朝の潮位が低い。
やっぱり下田も遠かった(2015年)
圏外の旅 3日目(2018年)
そして、今回も潮位が低い。
滑りやすい岩に注意しながら二人がかりでハマちゃん艇を岩の向こうに浮かべ、これまた二人がかりで私の艇を運ぶ。

PB060051.jpg今日は別々に行動する。
ハマちゃんは子浦へ、私は車が置いてある松崎に戻る。

PB060052.jpg松崎までは1時間ちょっとの道のり。
ハマちゃんはもう少しかかる。
松崎で撤収を済ませた後で子浦に向かい、ハマちゃんをピックアップする。

PB060053.jpgこっちから見る富士山は雪がない。

PB060055.jpg今年の春に空気漏れを修理したシート(背もたれ側)は、いまだ微妙に空気が漏れているらしく、30分くらいすると萎んでしまう。
いったん萩谷崎に上陸してエアを吹き込み、シートバックの位置も上がっていたので少し下げた。

カヤックの下ではソラスズメダイが群れている。

PB060057.jpgスタジアムエリア(勝手に命名)に寄ってから大浜に戻る。

IMG_0052.jpg9時40分、大浜に帰還。
シーソックやデッキバッグを乾かしている駐車場のコンクリートの壁を割って、キノクニシオギクが可憐な花を咲かせている。

IMG_0054.jpgハマちゃんから子浦到着の連絡があった。
波勝の先で向かい風にやられたらしい。
子浦に向かう途中では、我が物顔のサルがあっちこっちで通行の妨害をしている。
車やバイクでこの道を通る人は、決してスピードを出してはいけない。

子浦に着くと、ハマちゃんのパッキングもほぼ終わっていた。
ところが…
「カートの(車輪をはめる)シャフトが見当たらないんですよ〜」
「へ?」
「浜で落としたかなぁ?」
「いやいや、それはないと思うけど…。ないと困るよね?」
「そうですねぇ、宅急便で送ることになるかと。」
「貸そうか?」
「いいですかぁ」
車に戻り、トランクに入れてあるパックカートの袋からシャフトを出した。
「ひょっとしたら、フレームと一緒にまとめちゃったのかも…」
と言いながら、詰め込んだバッグをゴソゴソやっている。
「いったん全部だしてしっかり探した方がいいですよぉ」
「あっ!! ありました!!」
センターフレームの束の中に、1本仲間はずれのバーが入っていた。
今回の遠征で2回目のおっちょこちょいである。

無事、マイカーにカヤックも積みこみ、見えないタクシーメーターを倒してから伊豆急下田駅に向かって出発。
「もう1回くらい何かあるかもね?!」
「ブログのネタですか?ご期待にはそえないと思います。」

私は下田で打ち上げを考えていたけど、このまま宿に行っても飲み屋が開くまで6時間くらい待たなければならない。
考えた末、ハマちゃんと一緒に川奈でステーキを食べて帰ることにした。

熱海駅までハマちゃんを送り、カヤック一式を降ろし「ではまた近々」とお互いに挨拶してドアを閉めると、助手席にサーフハットが置いてある。
ジーッと助手席のウィンドウを下げ忘れ物を渡した。
3回目のおっちょこちょいネタをもらい、今回の遠征は終了。

IMG_0056.jpg西湘バイパスでは、バックミラー越しに夕焼けを堪能。
山岳会シュニン宅の郵便受けにイカソーメンを投げ込むのも忘れなかった。
帰宅したのは19時。
ふむ…下田にいたら、とっくにジョッキを傾けていたはず。
やっぱり下田で打ち上げがよかったかも…。

map_20221006.jpg(あとがき:2022.11.7)
翌日、黄金町で1日遅れの打ち上げ。

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