森戸神社への行き方 〜三戸浜から逗子〜

2019年初漕ぎ。
本当は元旦が初漕ぎ日和りだったけど、娘がボーイフレンドを連れて来るというので海は諦めた。
お昼に二人が到着し、お餅を食べながら近況を話し始めたものの、なかなか"本題"を切り出さない。
ドキドキしながら待つのも嫌なので、こっちから切り出してみた。
「今日って、何か特別な話があるの?」
「いや、今日は新年の挨拶だけで…」
「あっそうなのね」
娘の花嫁姿はもう少し先になるようだ。

また、1月3日も初漕ぎ日和りだったけど、この日は正月休みにも関わらず昼夜働いていたスタッフからの連絡を待たなければならなかったので、ミニシアターで映画だけ観て終了。
そんなこんなで1月4日 金曜日。
午前中は少し北風が吹いているようだけど天気は快晴。
伊豆行きも頭の片隅をよぎったが、やっぱり初漕ぎは三浦でする事にした。

2018年 1月2日 相模湾ひとりぼっち 〜江ノ島〜
2017年 1月1日 初漕ぎ 三浦半島2日目〜毘沙門から三戸浜〜
2016年 1月1日 誰もいない海 〜三戸浜から逗子〜
2015年 1月10日 三浦西海岸を行く 〜三戸浜から逗子〜
2014年 1月3日 We love river 2014年初漕ぎ〜三戸浜から菊名〜
2013年 1月5日 初漕ぎ予行練習 〜三戸浜から長井〜
2012年 1月3日 なぜなんだ城ヶ島 〜城ヶ島から毘沙門〜
2011年 1月3日 新年初漕ぎは三戸浜から 〜三戸浜周辺〜

これがここ数年の初漕ぎ記録。
最近は初漕ぎの時に森戸神社にお詣りして海遊び用の御守りを貰う事が多い。
今年も去年と同じように「江ノ島から森戸神社」をやろうかな?っと思ったものの、江ノ島は昨年の11月に行ったばかりなので、久しぶりに「三戸浜から森戸神社経由逗子」をやる事にした。
ちなみに、2017年は、初漕ぎが毘沙門から三戸浜。
あれ?と思って調べてみたら1月7日に初詣漕ぎをしていた。

IMG_8109.jpg当然、電車移動。
昨年から使っている新しいパックカートは、フレームの長さが可変式になり長いセットだとバッグと干渉しなくなった。
しかし、電車の中で立てかける時は場所を取りすぎてしまうので気を使う。
パックカート2世

IMG_8111.jpg三戸浜到着。
波は無し。風は微妙。
三戸浜の駐車場での組立・撤収はバッグやカヤックに砂が付くのであまり好きではない。
電車で来た時は、いつも持っているスポーツマンブランケットを荷物置き場にしてから準備を始める。

P1040002.jpg湖の様に穏やかな相模湾に浮かんだ。
最近は、亀城礁の海底を見てから長者ヶ崎を目指す事が多い。
透明度は絶好調で、この後長浜を横切る時でも海底が見えていた。

P1040004.jpg亀城礁に到着。
灯台がリニューアルされ小さくなっている。
以前の灯台はこんな感じ。
リニューアル前の亀城灯台

P1040005.jpgここに来るといつも江ノ島に向かいたくなるが、今日も長者ヶ崎にバウを向ける。
ここから秋谷までは常時7〜9メートルの北風が吹いていて、正月なまりの体を運動させるには丁度良かった。

P1040014.jpgIMG_8114_20190104.jpg富士山の見える長者ヶ崎の裏手に上陸。
三戸浜を出てから見かけたカヤックは、フィッシングをしていたシットオンの2艇だけだった。
この後は潮が上げて来るので心持ちカヤックを浜に引き上げ、あらためて周りを見渡す。
今この静寂な浜にいるのは、私と木の枝にいる1羽のトンビだけだ。

長者ヶ崎の裏手は全体的に粘土質の海岸なので座る場所に気を遣う。
ふと見ると、草地の奥にビール缶がいくつも転がっていた。
一箇所に固まっていたので波で運ばれて来たわけではなさそうだ。
ゴミを残していったのが海からやって来た人達じゃないと信じたい。

ポカポカ過ぎて暑いくらいだけど、セミドライのジャケットを脱ぐのは面倒なので我慢する。
電車移動だとビールをやれるのが嬉しい。

P1040017.jpg森戸神社には名島の鳥居に手を合わせ、"海の参道"を通って向かう事にしている。
デニーズ下にカヤックを置き、三が日が終わって人が少なくなった神社にお詣りして今年用の「水難除守」を手に入れた。
そのまま、神社裏手の階段から海に降り、満潮近くで砂浜の無くなった海岸をじゃぶじゃぶやりながらカヤックのある場所まで戻った。
これで今日の予定行事は完了である。

IMG_8119.jpg人も砂も多い逗子海岸での撤収はあまり好きじゃないけど、ビールを飲みながら夕陽を眺めていたらそんな事はどうでもよくなった。
さて、初漕ぎも終わって2019年のスタート。
ここ最近は遠征から遠ざかっているので、そろそろ何処か知らない場所を見たくなっている。

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