疑問は解け、虚しさが残った -戦後70年の謎を解く-

大事な所に付箋を貼りながら読み進めていたら、こんなふうになってしまった。
今の日本については、疑問に思うところが沢山あった。
なぜ沖縄の基地を減らせないんだろ?
→「美ら海・沖縄に基地はいらない!」キャンペーン
→軍艦は似合わない
なぜ誰が考えても危険な原発を使い続けるんだろ?
→想像力と責任感
→東京原発
→すっきりしないのは何故なのか
なぜ東日本大震災の復興はいっこうに進まず、ヘンテコな防潮堤を作ることだけが先行しているんだろ?
→戻れない26万人
→東北の夏 3日目〜被災地の今〜
→2年
なぜ中韓と仲良くできないんだろ?
→憎しみから生まれるもの
→悪政と善政
なぜ憲法を変えたいと思うんだろ?
→憲法ってなんだ?
なぜ日本の教育はダメなんだろ?
→日本の教育
この本は、日々疑問に思っていた事柄の大部分をスッキリさせてくれた。
知らなかった事ばかりで、これまでの勉強不足が恥ずかしい。
しかし、知らないのは自分ばかりでなく、たぶんほとんどの日本人が知らない事だと思う。
この本に書いてある事こそ、歴史教育の現場で教える必要があるけど、悲しいかな、この本を読んだ後では、そんな事は絶対に無理なんだろうなと思ってしまう。
日本を動かしているのは、自分の事しか考えていない役人と、志も持たず、巨悪に立ち向かう勇気も無い政治家ばかり。
こんな事では、大人として子供達に顔向けできない。
根本を改めなければ、いくら政党がすばらしい公約を掲げても、何一つ実現できないだろう。
→物事には順序がある
この本は、全ての日本人が知っておかなければならない事が書いてある。