2024年の終わりに

まず初めに、今年の元旦に発生した能登半島地震で亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

能登では1年経った今も復興が遅々として進まず、2度めの寒い冬を迎えている。
復興が進まない理由を調べてみると、半年前のダイヤモンドオンラインにこんな説明がされていた。
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能登半島という奥まった土地のせいで、被災地に入れる業者が少なく、また平地が少ないので住宅整備用の土地の確保に難航しているからだという。 それに加えて、円安による建築資材の高騰や、建設業の人手不足によって、計画が思うように進まないから…。
能登半島地震の避難者はなぜ減らない?地震大国ニッポンの復興を遅らせる「最悪の逃げ口実」とは
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これは、無能な知事を選んでしまった石川県の説明だけど、国の認識はこうだ。
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できる限り具体的な見通しを明らかにしながら、地元の声にも耳を傾けて、各種事業に取り組んできました。
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国は復興が遅れている認識すら持っておらず、小出しにしか付けない予算も圧倒的に少ない。
そもそも体育館で寝泊まりさせたり、まともなトイレも設置されない国が「地元の声にも耳を傾けて…」とは、よく言えたものである。
ちなみに、日本には「復興庁」という行政機関があるけど、能登半島地震にはタッチしていない。
勉強不足で知らなかったのだが、復興庁とは、東日本大震災の復興だけを管轄する組織らしい。
"あの"今井絵理子が政務官を務めるような組織なので、まともな仕事をしているとは思えない。


さて、ここからが本題。
今年の外遊びの日数は32日で、昨年よりも10日間少なかった。
これは、カヤックが少なかったことが理由。

IMG_7050_20241112.jpgカヤックで遊んだのは、たったの5日。
暑くて風が強い日が多かった印象はあるけど、それにしても少ない。
2021年の6日よりも少なく、カヤックを始めてから一番海に出ない年になった。
内訳は、三浦 4日、伊豆 1日で、キャンプツーリングや遠征はなかった。
来年は、久しぶりに南の海を漕いでキャンプしたいけど…行けるんだろうか。

IMG_6215.jpg今年印象に残っている山行は、9月の立山縦走。
縦走 立山2日目〜別山から雄山〜
愉快だった山歩きは、10月の八ヶ岳。
ピキーンとジンジンの山歩き
結局テントを担いで行った山はなかった。
来年こそ、テントを担いで穂高岳、そして槍ヶ岳とパノラマ銀座に行きたい。

IMG_6990_20241107.jpg今年も自転車は活躍中。
伊豆大島一周は楽しかった。
DovePlusの試練 伊豆大島2日目〜伊豆大島一周〜
来年は、野辺山から小諸までの50キロを皮切りに、引き続き活躍してもらう予定。

boston1947.jpegシアターで観た映画は15本で、昨年よりも10本少なかった。
これは単純に観たい映画がなかっただけ。
よかった映画は6本。
サン・セバスチャンへ、ようこそ -Rifkin's Festival-
オッペンハイマー -OPPENHEIMER-
フェラーリ -FERRARI-
ソウルの春 -?서울의 봄-
威風堂々
ボストン1947 -1947 보스톤-
その中でベストは、「ソウルの春」と「ボストン1947」で、どちらも韓国映画。
もちろん面白くなかった韓国映画もあるけど、ここ最近の韓国映画は "アタリ" が多い。
ボストン遠征
最もくだらなかったのは「憐れみの3章 -KINDS OF KINDNESS-」。
ラ・ラ・ランドのエマ・ストーンが好きなので、キモい作品だと知りながら観に行ったけど、案の定エログロな作品だった
ここ最近エマ・ストーンは、ヨルゴス・ランティモス監督の作品ばかり出ている。
しかし、「女王陛下のお気に入り」「哀れなるものたち」「憐れみの3章」の3作品は、楽しめる映画じゃなかった。
世間的には評価されてるみたいなので、単に自分が好きな映画じゃないってことなんだと思う。
ヨルゴス・ランティモス監督の作品は、金輪際観ない。

読んだ本はたったの7冊で、昨年の半分。
少なかったのは長編が多かったってこともあるけど…、来年はもっと読みたいなって思う。
面白かったのは、「北天の星 (吉村昭)」と「茗荷谷の猫 (木内昇)」。

いつもの年なら外遊びの "まとめ" はここまでだけど、今年は32年ぶりにレース (草レース)に参加することができた。
32年ぶりのレース 決勝〜袖ヶ浦8時間耐久レース〜
とっても楽しかったので、来年も乗せてもらう。
ただ、来年は楽しく走るだけじゃなく、今年の経験を生かし、ちゃんと作戦を考えてレースに挑みたいと思っている。
目標は表彰台。

race_20241231.jpg©兼子愼一郎カメラマン